東京都内に拠点を置き、70年以上ものあいだ東京の福祉を支えている社会福祉法人 恩賜財団 東京都同胞援護会(以下、東京都同胞援護会)について、多角的な事業内容や理念、そして新卒採用も活発な同法人の就労環境や福利厚生について解説します。
東京都同胞援護会とは
東京都同胞援護会の歴史
東京都同胞援護会は、1946年に明治天皇の下賜金をもとに設立された恩賜財団です。戦後の混乱期における生活困窮者支援から始まり、1952年に社会福祉法人に組織を変更してから現在に至るまで、東京都の福祉を支える役割を担っています。都内完結型の法人としては屈指の規模を誇り、特定の福祉分野に限定されず、人の一生を支える「総合福祉」を展開している点が特徴です。
現在の法人規模(2025年4月1日時点)
- 設立…1952年(昭和27年)
- 職員数…1,736名
- 事業内容…第一種社会福祉事業、第二種社会福祉事業、公益事業及び収益事業
東京都同胞援護会の理念
東京都同胞援護会には、3つの基本理念があります。
- 個人の尊厳をまもり、利用者の意向を十分に尊重いたします。
- 利用者の心身の健全と、一人ひとりに応じた自立を支援いたします。
- 地域の皆さんと一緒に福祉のまちづくりに努めます。
福祉サービスの提供者として、利用者の権利を守り、一人ひとりにあわせた自立支援を提供することを、同法人は最も大切にしています。
東京都同胞援護会の事業内容

東京都同胞援護会は、「高齢者支援」「保育支援」「障がい者支援」「児童・女性支援」の福祉における4大分野を網羅しているのが大きな特徴です。
高齢者支援系…特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、養護老人ホーム、救護施設、サービス付き高齢者向け住宅
障がい者支援系…障害者支援施設、障害福祉サービス事業施設(生活介護、就労継続他)、心身障害者福祉ホーム、身体障害者福祉センター
保育支援系…保育所
児童・女性支援系…児童養護施設、母子生活支援施設、女性自立支援施設、児童厚生施設
このように様々な福祉施設の運営を行いつつ、デイサービスやグループホーム、病院、訪問看護ステーション、印刷所、駐車場の経営も行っています。そもそも東京というエリアは、人口が多いため様々な福祉サービスの需要が高くなり、高齢者社会や保育所不足といった社会問題も表出しやすいといった背景があります。東京都同胞援護会の多角的な福祉事業は、東京という場所の福祉を長年にわたって支え続けてきた結果とも言えます。
東京都同胞援護会が新卒に
選ばれる理由とは?
即戦力である中途採用をメインに行う法人も多い中、東京都同胞援護会は毎年のように新卒を採用してきた実績があります。そこには、ただ募集しているだけではなく、未経験の新卒でも福祉の現場で活躍できるようにする、法人全体の取り組みがありました。
学部や学歴にとらわれない採用方針と、未経験を成長させる文化がある
「そもそも福祉の勉強をしていたり資格を持っていないと、福祉の仕事ができないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。例えば、高齢者支援なら介護職員として、障がい者支援なら生活支援員として、すぐに働くことが可能です。
東京都同胞援護会では、福祉系の学部に限らず全学部・全学科を対象に新卒採用を行っており、学歴や資格よりも福祉の現場で大切な「チームワーク」ができる人なのかを重視しています。
未経験の新卒を採用するにあたって重要になってくるのが、時間をかけて成長させられる環境があるかです。新人にすぐ夜勤や残業を任せて疲弊させてしまい、早期離職につながるケースが福祉業界では長らく問題視されていました。東京都同胞援護会では、先輩社員のOJTやメンタルケアといったサポートを受けながら、新人職員が段階的に仕事に慣れていけるようにする文化が根付いています。
さらに新人職員が悩んだ際に相談しやすいように、定期的な1on1面談を行い、法人内外に相談窓口を設けるなど、働く人を孤立させない仕組みづくりが行われています。
東京都内に特化した法人だから、地方への転勤がない
福祉法人ではキャリアアップのために異動が発生することがありますが、「東京都内で働きたかったのに、県外へ異動するのは避けたい」という方もいらっしゃるでしょう。
東京都同胞援護会は、名前の通り東京都内に特化した事業展開をしているため、ライフステージに影響するような県外への転勤や引っ越しを伴う異動は原則ありません。都内での施設異動に関しても、職員側の希望を加味した上で調整を行ってくれます。特に新卒で入職後は、まず腰を据えて仕事に慣れて欲しいとの考えから、少なくとも2年以上は同じ職場でしっかり経験を積むことができます。
上京して就職する方には
就職支度金も用意!
就職を機に上京する方には、採用時に就職支度金(配属施設までの通勤時間が90分以上かかり転居が必要な職員に対して)も用意されています。他にも、居住支援特別手当、住宅手当といった生活負担を減らす手当が充実しているのも、うれしいポイントです。
法人内でのキャリアアップ・
キャリアチェンジが可能
東京都同胞援護会の最大の特徴と言えるのが、法人内でのキャリアチェンジが可能な点です。例えば、高齢者支援分野から障がい者支援分野に異動したり、保育分野から児童支援分野に異動するなど、別事業へ異動してキャリアを積みあげることを法人全体で推奨しています。
特に新卒入社の場合は、入社して数年もたてば、同じ仕事をやり続けることへの抵抗を感じるタイミングがくるもの。その時に、安易に転職という選択肢をとってキャリアを振り出しに戻してしまうケースも少なくありません。
法人内でのキャリアチェンジなら、より容易に他のキャリアに挑戦できるだけでなく、あらかじめ法人内研修を受けたり法人内副業を経験しておくことで、具体的な業務イメージを持った状態で新天地にチャレンジすることが可能です。
また福祉未経験の新卒社員の場合、「これから入職する分野が本当に自分に合っているだろうか」という不安を抱きがちですが、法人内のキャリアチェンジがあることで「もし合わなければ、入ってからまた考えられる」という安心感につながっています。
ワークライフバランスを重視し、新卒でも休暇を取りやすい環境
人と向き合う福祉の仕事は、夜勤や宿直などもあり、決して楽な仕事ではありません。だからこそ、東京都同胞援護会は休むときはしっかり休むという、オンとオフのメリハリを大切にしています。
残業に関しては、特に新人職員はほぼ入ることはなく、全法人平均でも月1.5時間程度となっています。有給休暇に関しては新卒も採用初日から付与されており、有給とは別に毎年5日のリフレッシュ休暇も付与されています。有給休暇の取得率は83.5%、リフレッシュ休暇の取得率は取得率95.7%と、どちらも高い取得率を誇っており、法人全体で休暇取得を推奨する環境が醸成されています。
新卒の先輩に聞いた!福祉の仕事のやりがいとは?
このサイトでは、東京都同胞援護会がてがける各福祉事業に新卒入職された方へのインタビューを行っています。新卒から福祉の世界に飛び込んだ先輩のリアルな声を、ぜひ聞いてみてください。
Iさん(特別養護老人ホーム ゆたか苑)
学生時代に心理学を専攻していたIさんは、東京都同胞援護会が運営する特別養護老人ホーム『ゆたか苑』で介護職員として働いています。「学生時代は、自分が介護の仕事をしているとは想像していなかった」と語るIさんに、介護の仕事に出会ったきっかけ、実際に働いてみての率直な感想、現在の職場環境やワークライフバランスについて、お話を伺いました。
Tさん(保育支援施設 むさしの保育園)
3歳下の妹のお世話をする中で芽生えた「保育士になりたい」という夢を、一度もぶれることなく追い続けてきたTさん。学生時代は教育学部で学びながら、コンビニのアルバイトで5年間接客を経験。卒業後は東京都同胞援護会に新卒で入職し、子どもの頃に通っていたむさしの保育園で保育士として働いています。そんなTさんに、実際に働いてみての率直な感想、現在の職場環境やワークライフバランスについて、お話を伺いました。
Oさん(心身障害者福祉ホーム さくらんぼ)
高校3年生のころ、社会で相次いだ児童虐待のニュースに心を動かされ、福祉の仕事を志したOさん。大学では社会福祉を専攻し、在学中に社会福祉士を取得。知的障害のある方が暮らすグループホームでのアルバイト経験を重ねながら、東京都同胞援護会に新卒で入職しました。現在は豊島区にある心身障害者福祉ホーム さくらんぼで、生活支援員として利用者さんの日常生活を支えています。そんなOさんに、福祉の道を選んだきっかけ、職場の雰囲気や働き方のリアルについて、お話を伺いました。
Yさん(児童養護施設 双葉園)
(児童養護施設 双葉園)
東京都同胞援護会が運営する児童養護施設『双葉園』に、新卒で入職したYさん。資格もなく専攻も違う分野に「自分は大丈夫だろうか」と不安を抱えていたものの、「入職してからはいいギャップがいっぱいでした」と語るYさんに、仕事内容とやりがい、職場の雰囲気や子どもたちとの関係性、ワークライフバランスなどについてお話を伺いました。
気持ちに応えてくれる、
欲張りなスタートライン
「福祉の勉強をしていないけれど大丈夫かな」「自分に合う分野がわからなくて不安」そんな新卒の悩みを、「まずはやってみよう」に変えてしまう環境が、東京都同胞援護会には揃っています。
全学部・全学科を対象に新卒採用を行っており、未経験でも時間をかけて業務を習得させてくれる環境は、最初の一歩を踏み出しやすくするきっかけになります。また、入職してから様々な福祉分野へのキャリアチェンジが可能という点は、きっとキャリアに悩んでいる人の背中を押してくれるはずです。そんな欲張りなスタートラインである東京都同胞援護会に興味を持った方は、ぜひ公式HPの新卒採用募集をチェックしてみてくださいね。
東京都内に特化した福祉法人

東京都同胞援護会は、東京都内で高齢者支援、障がい者支援、保育支援、児童・女性支援の施設を運営する社会福祉法人です。全学部・全学科対象に新卒採用を行っており、法人内研修による資格取得支援、興味がある別事業への異動など、入職後のキャリアチェンジの選択肢も豊富なため、「まだ進路を固めきれていない」という学生の方にもおすすめです。また法人内外に相談窓口を設置するなど、福祉の仕事が未経験の方でも働きやすい環境づくりがされています。
